2018-08-10

秋に向けてスプリングコートを仕上げる

スプリングコートのボタンを付ける

最近ミシンを触っているので、中途半端になっていたスプリングコートを仕上げました。
本当は4月に仕上げるつもりだったのに、
のんびりしてるうちに暑い夏がやっていきて
ボタンホールとボタンがまだのまま寝かせてしまっていたもの。

この23日で気候がずいぶん変わってきた気がする。
朝夜は涼しいくらいで、秋に向けてスプリングコートって言葉が変ですが
気がついたら冬、なんてことがないように。

紺色のボタン

ボタンはすでに購入済。
ボタンどうするか悩むのって楽しい。
白にしたらかわいいかな、べっ甲もいいな、とか悩んだ上、最終的には生地と同じ紺色で。
初めは木のボタンを作ってみようかなとも考えてました。
いつかボタンも作ってみたい。

ミシンでボタンホールを縫う

使っているミシンは友人のおかあさんから譲り受けたもの。
細かな機構が気が利いていて気に入っています。

ボタンホールを縫い、ボタンを手縫いします。

ボタンを手縫いする

コート自体を仕立たのは今年の春だったのですが、
作ってみて面白かったのは初めて作った箱ポケット。
市販のコートとかでもよく見るシンプルなかたち。
でもいざ作るとなると構造がよくわからない。

作るにあたって動画を見て工程を確認しましたが、
生地を表、裏、表、裏させるうちに出来上がっていて何度見てもよくわからない。
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回くらいは見たけどこれはやってみないとわからんなーってことで手を動かしてみました。
1
度やってみると理解度が全然違いますね。

シンプルなものほどどうやって作られてるかわからないって建築にも共通するなー。

初めて挑戦した箱ポケット

あと勉強になったのは折り伏せ縫い。

ロックミシンがないので布の端の始末がジグザグ縫いしかできなくて、
その仕上がりが素人っぽくていまいちだなと思っていました。
今回のコートの始末で折り伏せ縫いを初めてやってみて、
あ、これだと家庭用ミシンでもきれいに納まるなーというのが発見でした。

「そういえば市販のシャツは肩とか袖とか折り伏せ縫いで始末してるかも」ってことに気づき、
今ならシャツもきれいに作れる、と俄然やる気がでて今に至るという訳でした。

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和歌山市・ひさびさ〈デイボン〉へ。革の相談しに行ってきました。


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