2018-11-05
今年の栗仕事
一昨年、友人が栗の渋皮煮を作ろうと誘ってくれて、
そのちまちました作業が楽しく、以来秋の恒例になりました。
渋皮煮はなかなか手間のかかる作業。
鬼皮を剥き、アク抜きをし、筋をとってまたアク抜き。
何度かアク抜きを繰り返し、最後に砂糖といっしょに煮込んで完成。
料理と呼ぶには砂糖以外なにも手を加えないので、
ほんとうに仕事といった感じ。
手間をかけるとおいしくなるというのは分かりやすくていいし、
夜中にくつくつ煮込んでる時間も静かでいいなあと思う。
とはいえ今年は台風の影響で、栗が不作の年だったようです。
2.5kg分の栗を準備したけど、渋皮煮にできたのは1kgだけ。
あとは状態が悪く残念ながらだめになってしまっていた。
そうしていたら友人からトラックを貸したお礼に、と栗蒸し羊羹を頂いた。
和歌山の和菓子屋さん、駿河屋のもの。
パッケージもかわいい。
そういえば蒸し羊羹って久しぶりにたべました。
ういろうみたいにもちもちしていて、
煉羊羹と比べると甘さが少し控えめで素朴な味。
この季節にぴったりでおいしいなあ。
やっぱりこの季節は思う存分栗が食べたいってことで、
来年はもう一歩早く栗を探しはじめることを決意しました。
しかし栗って英語でchestnutと言うんですね。
そうかナッツの一種なのか、と発見。
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