2018-06-04

見知らぬ人からレモンをもらった話。

八角やクローブなどのスパイスを入れた自家製レモンシロップ

頂き物のレモンを使ってシロップをつくりました。
砂糖が少なかったので氷砂糖を使ってゆっくり抽出。
はちみつもちょっと入れました。
あとスパイスも適当に。
使い方がよくわからなくてなかなか減らない八角も入れてみました。

このレモン、くれた方の顔を知りません。
知ってるのは同じアパートに住んでる女性ということだけ。

今年のはじめ、うちの部屋の前に手袋が片方落ちていて、
風に飛ばされそうだったので重しをして置いておきました。
その日帰宅すると手袋がなくなっていて
替わりに輪ゴムでとめられたメモとゴミ袋が1枚。
お礼と、よかったら使ってくださいという内容が書かれていました。

わざわざお礼を言われるなんて思ってなかったので驚きと、嬉しさと、
あとゴミ袋1枚ってちょっとしたお礼として丁度いいな!と感心した出来事でした。
その旨を手紙にして玄関に貼っておくと、夜にはなくなっていたのでした。

先日、玄関先の木箱の上に紙袋がぽんと置かれていたので
あれ、知り合いでも来たのかな?と思い開けてみると、手紙とレモンが2個。

無農薬のレモンよかったらどうぞ、てぶくろより

と書かれていました。
わ!とまたびっくり。そしてまたこの丁度よさ。
レモン2個って絶妙な贈り物。いい距離感。

早速お礼の手紙と、野菜のお裾分けを紙袋にいれて置いておくと
帰宅の頃にはなくなっていて、翌朝にはまたお礼の手紙がピンで留められていたのでした。
アパートで人と会う度、この人かな?この人かな?と予想しています。

やはり手紙はいい。たった一言でも手書きで言葉を添えるっていい。
達筆じゃなくても、メモの切れ端でも、だれかがそこにいたという気配を感じるなあ。

シロップの完成が待ち遠しい。

 


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