2018-05-19
有田の小さな小屋、トーカンハットはじまります。
2年くらいあたためていたトーカンハットというプロジェクト。
和歌山県有田市にある小さな農機具小屋と畑を「建築と生活のあいだ」として自分の手で改修していきます。
この場所は道上が祖父から譲り受けた場所で、おおはしぐみのもうひとつの拠点となる場所。
少し前から畑づくりをはじめ、いよいよ建物の検討に入ります。
一応設計はできてるんです。こんなことしたいなってのが詰まった図面が。
でもトーカンハットでやりたいことのひとつは「1/1のスタディ」。
このプロジェクトは、おおはしぐみにとってターニングポイントになると思ってます。
おおはしぐみは建築事務所として2014年からスタートしてるんですが、
やっと自分たちらしさに向き合える時期になったと感じています。
2014年に書いた、おおはしぐみの紹介テキストを読み返してみると、
今とずいぶん考え方がちがうことにハッとしました。
当時は巻き込む系のセルフリノベーションに興味があって、
自分たちが設計し、現場に入り、施主やその仲間と一緒に工事をしていました。
みんなが楽しそうに愛着をもって取り組んでいる姿はよいものでした。
今はどちらかというと内向きな作り方に興味があって、自分と素材が向き合うために現場に入りたいと思っています。
それが1/1スタディ。
どちらにせよ、「自分で作る」ことへの興味は尽きません。
おおはしぐみ、トーカンハットともどもよろしくお願いします。
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