2018-08-03

増築部分の基礎工事。⑤基礎配筋の数量拾い出しをしました。

配筋のために鉄筋の加工をリストにした

前回ようやく捨てコンが終了し、基礎の打設に向けての準備を進めています。

そんな中様々な疑問にぶつかっていて、
小さな工事でもコンクリートってミキサー車で届けてくれるのだろうか、
鉄筋ってどこで買うのがいいだろうか、
ほんの些細なことでもわからないことだらけ。
ネットで検索したり、業者さんに電話で相談しながら地道に進めています。

本日はとても地味ですが、鉄筋の準備をしたお話。

増築部分の基礎工事。④続・捨てコン。

基礎配筋ってこんな作業

コンクリートって石みたいに硬いイメージですが、実は引っ張る力にはとても弱いもの。
そこで鉄筋を入れることで強さを補います。

配筋は写真のようなかたちで鉄筋を曲げたり、組んだりしていく作業。
メッシュ状に固定されてるとか、
複雑な形に曲げてるところがあるとか、
加工した短いパーツを固定してるなとか伝わるでしょうか。
(もちろんこれはイメージ写真。トーカンハットの現場ではないですよー)

新築現場の配筋の様子

今回はほんの小さな増築なのでここまでの広さはありませんが、
それでも長いものや短いもの、基礎の形にあわせて曲がったものなど
いろんな種類の鉄筋を準備する必要があります。
果たしてこんなに美しく施工できるのでしょうか

まずは配筋の数量の拾い出し。地道な作業が続きます

基礎の強度や耐久性に重要な役割を果たす鉄筋。
コンクリートの端までの寸法や、重ねる長さや折り曲げる長さなど細かな決まりがあり、
その寸法も鉄筋の太さや種類によって違います。
普段の工事ではこのあたりの詳細な部分は工務店さんが検討し、施工してくれるので、
鉄筋の一本一本をどんな長さにカットして、
どんな加工をしてどういう形で組んでいくという検討ははじめてのこと。

今回は規模が小さいので、
ひとつひとつ図面に鉄筋を書き込んで長さや形を確認することにしました。

出来上がった表の一部がこちら。
大小合わせて16種類の鉄筋が150本、
トータル約150メートル(!)の鉄筋が必要ということがわかりました。
うーん、不安。

今回ばかりは準備をきっちりと

トーカンハットの現場ではあまり詳細な計画を立てずに、
とりあえず手を動かしながら考えてみよう、というスタンスなのですが、
今回ばかりは間違いのないようにと思い入念に検討しました。

とはいえ実際こんなにきっちり曲げれるのかなーと心配になりますが、
ホームセンターで4メートルの鉄筋が手に入ることはわかったので、
次回現場ではそれを必要な長さに切ったり、曲げたりしながら製作していく予定。

肝心の「鉄筋を曲げるための道具(バーベンダー)」は、いつもお世話になっている先輩が
「貸してあげるよ!」と快く言ってくださったので、なんとか取り掛かっていけそうです。
やれるだけやってみます。

増築部分の基礎工事。⑥バーベンダーを使って鉄筋曲げ。


関連記事