ケーキ屋さんが作るフランスパンを食べて考えたこと。
和歌山市のケーキ屋さん〈ハシグチ洋菓子店〉のフランスパンを食べました。
半分はそのまま。半分はフレンチトーストにしました。
皮の部分がガリガリ!とした感じじゃなく、ちょっとふんわりしたやさしいパン。
これはもしやケーキ屋さんならでは?おいしかった!
ケーキ屋さんが作ったフランスパン
ハシグチさんはケーキ職人ですが、
ケーキ作りも好きだけど料理を作ることそのものが好きだそう。
その好きが講じ、最近はパンに挑戦したり、自家製パンと自家製ハンバーグで
ハンバーガーを食べるイベントを開いたりされてます。
前は1階でテイクアウトのみのお店だったけど、
2階をかわいく改修し、ゆっくりお茶できるようにしつらえられています。
ちなみに要予約とのこと。
ケーキ屋さんが作るパンや洋食。
ちょっと甘めだったりするのかな?とか、ふわっとしてるのかな?とか勝手に期待してしまいます。
(多分そんなことはないと思いますが)
本業以外のとこでなにか楽しんでる姿ってすごくおもしろいなと思ってます。
どういうことを楽しんでる人なのか知るっておもしろい
それで、あ、おおはしぐみってそういう感じかもと思いました。
このブログ、平日毎日更新していて約1ヶ月経ちましたが(がんばったー!)
設計のことはほぼ書いてなくて、
わたしたちが興味持ってることとか、作ったものとか、些細な出来事を書いています。
だけどそれには悩んだ時期もあって、
「デザインのことだけを伝えるべきなんじゃないか」とか
「作るなら木工とか布とか、ひとつに絞って極める気持ちでやらないと意味ないんじゃないか」
とか考えたりしました。
建築士がつくる家具やらエプロンやらコーヒー
でも最終的に思ったのは、アウトプットの形も大事だけど、
そこに至るまでの興味のあり方とか、
つくることや生活すること自体のわくわくする感じを大事にしたいということ。
その積み重ねがアイデンティティみたいなものにつながっていくんじゃないか。
設計やデザインをしてる姿も、ミシンしてる姿も、コーヒーを焙煎してる姿も、全部自分たち。
建築士がつくる家具やらエプロンやらコーヒー。
どうでしょう。なんかちょっとおもしろいなと思ってもらえたらうれしいです。