待ちに待ったすいかを初収穫!果たして味は…?
昔、祖父がすいかを育てていて、大玉のものを収穫してくるとテンションがあがりました。
しかしいざ割ってみると、中が真っ白!甘くない!ってことがよくあって、
すいか育てるのって難しいんだなーと子ども心に思っていました。
自分が畑を始めるとき、真っ先に育てたいと思ったのがすいかですが、
「でも難しいんだろうな、おいしくはできないんだろうなー」とあまり期待せず植えてみました。
とはいいつつ、やっぱりおいしくなってほしいのであれこれ考えながら世話をしました。
さて迎えた初収穫!すいかの味はどうだったのかでしょうか。
すいかの収穫時がわからない問題
畑で育っているすいかは大・中・小の計3玉。
この大サイズ、直売所で売ってるくらいのサイズはあるし、ずっしり重い。
そろそろ収穫してもいいんじゃないか?と思うのですが、
中身が見えないのでよくわかりません。
いつも畑について教えてくれる近所のおっちゃんに聞くと、
「すいかだけはよくわからん」とのこと。
あれだけ色々育ててるおっちゃんでも、すいかは白かったり、熟しすぎてたりと難しいみたい。
「プロは1000度っていうけどなー」
どうやら実がついてからの積算温度
(例えば10日間の平均気温が30度だったら、積算温度は300度)が、
1000度になったら収穫のタイミングというのがあるみたい。
実がついたらその日から気温を計算して収穫するんだそう。
へー!と関心するも、その目安はむずかしい。
あとはつるが枯れたら収穫時っていう目安もあるんだそう。
「でもなかなかうまくいかんけどなー!」と言ってました。
実に近い場所のつるが枯れたら収穫の目安
向かいの畑を世話しているおかあさんにも聞いてみました。
このおかあさんもすいかを育てていて、
「私もつるが枯れたらひとつ収穫したよ!」と教えてくれたので勇気を持つことにしました。
大サイズのすいかのつるはこんな感じ。うん、枯れてる!
という訳でいざ収穫!
助っ人(姪っ子)は持てないほど重い。
4歳児と比較すると、よりすいかが大玉に見えて嬉しい。
いよいよ割ってみます。さて中身は…?
さて肝心の中身の熟れ具合はどうでしょうか。
いざカット!
包丁が小さくて切りにくい。
でもぎゅぎゅぎゅっと中身は詰まってそう!
ぱか!
真っ赤に熟れてる!おいしそう!
お店で買うすいかより、ふちの白い部分が多い気がするけど十分詰まってる!
水分多くて、ぎゅっと甘いすいかができた
さっそく食べてみると、水分がたっぷりでぎゅっと甘い!
これは今まで食べたすいかの中で一番おいしいのでは…と思ってしまうくらいおいしい。
これ以上置くと熟れ過ぎになってしまうぎりぎり手前という感じ。
つるを信じてよかった。
なぜこんなにおいしくできたのか。
米ぬかをたっぷりやったから?
最近晴天が続いてたから?
桃なんかは晴天が続くと甘い果実が収穫できるって聞きますが、すいかもそういうのあるのかな。
畑に出来てる残りの2玉も、おいしく収穫できるかなー。
赤ちゃんすいかにわらを敷きました
向かいの畑のおかあさんが、「赤ちゃんすいかができてるなら、わらを敷くのがいいよ」と言って、
わらを分けてくれました。
確かおっちゃんも「ざぶとん敷いてあげるといいよ」と教えてくれたなー
わらを敷いてあげるとなんだか一気に高級感がでてきた。
美味しく育ちそうな予感がします。